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診療報酬改定 2016 「かかりつけ薬剤師の仕組み」をわかりやすく解説します [医療]

「かかりつけ薬剤師」さんって、新しい言葉ですね。

「かかりつけ医」「かかりつけ薬局」は聞いたことありますが、

「かかりつけ薬剤師」ってなんなんでしょう~?

2016年度 診療報酬改定で この度注目されている「かかりつけ薬剤師」
在宅で療養されているお年寄り、在宅で介護をされている方 要チェックです!


では、「かかりつけ薬剤師」とは~?いったいどんな仕組みなんでしょうか?

薬剤師のお仕事は 医師から処方されたお薬を患者さんにお出しすること。

「かかりつけ薬剤師」の制度では患者が かかりつけ薬剤師を一人決めて 

複数の病院に通っている場合でも その薬剤師が患者の薬を全て把握するという制度です。

導入した薬局の収入が増える制度でもあります。

患者を訪問して 飲み忘れがないか?調べたり、薬が多すぎる場合、医師と相談し

薬の量を減らすなど 患者支援と 医療の効率化を目指すものです。

また、かかりつけ薬剤師は24時間体制で 患者に対応します。安心ですね!(^^)!

患者さんからしたら 例えば一人暮らしで 薬局まで薬をもらいにいくことが

なかなか難しい場合、 「かかりつけ薬剤師」が自宅まで薬を届けてくれて

飲み方の指導、飲み忘れのチェック、その他 薬に関する相談にのってくれるので

在宅の患者さんには大きな頼りとなります。

また、飲み忘れなどのため家に残っているお薬をチェックすることで、

無駄な処方も減ります。

(現在75歳以上に限った統計でも年間75億円の残薬があるとの報告もあります)

一人の薬剤師さんが患者さん一人のお薬を全て管理することによって、

薬の重複服用などの事故も未然に防げる可能性も高いです。

そして、気軽に患者さんが薬につて「かかりつけ薬剤師」に相談できることもメリットです。

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一方では 医師との連携や24時間体制で相談に応じられるか~?など、

これからの課題も大きそうですね。

「かかりつけ薬剤師」は 薬局勤務3年以上などの条件があるようです。


患者の支援を 医療の効率化を目指す「かかりつけ薬剤師」制度

これから 正式に導入されれば 患者さんにとっておおいに頼りになる存在となりますね。




⁂ この度発表された2016年度の診療報酬改定を 厚生労働省の諮問機関

 中央社会保険医療協議会(中医協)が決定し 塩崎 厚生労働大臣に答申しました。

 その中の特徴として「かかりつけ薬剤師」の仕組みを新たに設けることなど、調剤の評価を大きく見直すことが挙げられています。

 その他 質の高い在宅医療を推進する診療所や、退院支援に積極的に取り組み医療機関に手厚く配分するなどの内容で、新たな診療報酬は原則2016年4月から適用されます。

(訪問診療に関する「報酬」を引き上げるなど 入院ではなく自宅での治療の充実を目指すもので、その一環として 「かかりつけ薬剤師」の制度を設けます)







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